Japanese
English
特集 超高齢期の精神疾患
超高齢期のせん妄
Delirium in the Oldest-old
寺田 整司
1
Seishi Terada
1
1岡山大学学術研究院医歯薬学域精神神経病態学
1Department of Neuropsychiatry, Okayama University Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences, Okayama, Japan
キーワード:
超高齢期
,
oldest-old
,
せん妄
,
delirium
,
認知症
,
dementia
,
予防
,
prevention
Keyword:
超高齢期
,
oldest-old
,
せん妄
,
delirium
,
認知症
,
dementia
,
予防
,
prevention
pp.77-82
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206541
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抄録 超高齢期においても,せん妄は非常に重要な病態である。超高齢者では,在宅であっても,せん妄の有病率が高く,また,せん妄発症後には,死亡や認知症発症といった予後を呈しやすいことが明らかとなっている。超高齢期では,認知症も非常に高頻度となるため,認知症とせん妄の鑑別あるいは併存の問題は避けて通れない課題である。最後に,高齢者一般の話になるが,せん妄の予防と治療について簡単に触れる。
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