増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
第14章 物質関連障害
Principles of Drug Addiction Treatment, Third Edition(NIDA)
成瀬 暢也
1
Nobuya Naruse
1
1埼玉県立精神医療センター
1Saitama Prefectural Psychiatric Hospital, Saitama, Japan
pp.747-751
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206104
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ガイドラインのポイント
・ニコチン,アルコール,違法薬物,処方薬を含む幅広い薬物を扱っており,薬物乱用・依存治療の必要な患者に起こるさまざまな問題を扱おうとするヘルスケア提供者,家族,その他の関係者に必要な資源を提供するものである。
・数ある研究論文から,信頼性の高いエビデンスに基づいた基本的な薬物乱用・依存症の治療について提示している。エビデンスの強さや推奨度は記載されてないが,効果的治療の13の原則など,基本的で重要な点について治療の専門家でなくても理解しやすいように配慮されている。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.