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資料
地域におけるひきこもり支援の力の向上に関する一考察—岩手県A地域のひきこもり支援機関とスタッフへのアンケート調査を通して
Examination of the Improvement of the Power of Social withdrawal Support in a Suburban Area: A questionaire survey of a social withdrawal support organization and staff at the Iwate A suburbs area
川乗 賀也
1
,
目良 宣子
2
,
西谷 崇
3
,
山本 朗
3
Yoshiya KAWANORI
1
,
Nobuko MERA
2
,
Takashi NISHITANI
3
,
Akira YAMAMOTO
3
1岩手県立大学社会福祉学部
2山陽学園大学
3和歌山大学保健センター
1Iwate Prefectural University Faculty of Social Welfare,Takizawa, Japan
2Sanyo Gakuen University Faculty of Nursing
3Wakayama University Health Support Center
キーワード:
Social withdrawal
,
Problem of the support
,
The assessment method
Keyword:
Social withdrawal
,
Problem of the support
,
The assessment method
pp.153-157
発行日 2017年2月15日
Published Date 2017/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405205329
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抄録
現代日本では,ひきこもりに対する社会的関心が集まっている。地域でひきこもり支援を担う支援機関とそのスタッフは,柔軟性を持ち,ひきこもり支援特有の難しさに向き合うことを余儀なくされる。本研究では,一地域の支援機関の現状と課題について支援機関とスタッフを対象としたアンケート調査を行い,地域の支援の力を向上させるための検討を行った。その結果,重要な課題として,スタッフの能力向上の重要性が確認できた。またスタッフにはバーンアウトのリスクが想定され,それへの対応も必要と思われた。支援機関とスタッフに助言し活動をコーディネートする人材や,官民一体となった連携等が,支援の力を向上させるために必要と思われる。
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