Japanese
English
研究と報告
Pick病の精神症状に対するL-DOPAの影響
Psychiatrisches Ergebnis der Pickschen Krankheit bei L-DOPA Therapie
貝谷 壽宣
1
,
加藤 秀明
1
Hisanobu Kaiya
1
,
Hideaki Kato
1
1岐阜大学医学部神経精神医学教室
1Aus der Neuro-psychiatrischen Klinik der Gifu Universität
pp.85-88
発行日 1974年1月15日
Published Date 1974/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405202134
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臨床症状よりPick病と診断した61歳,男子に約6カ月間L-DOPAを投与し,無為および衝動行為の改善が約3カ月間みられた。その後投与を続けるも無効となった。これらL-DOPAによる改善症状とPick病および黒質病変の関係について若干の考察を加えた。
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