Japanese
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研究と報告
精神分裂病でみる機能的類型とその予後—方法論的試み(第2部)
Types of Schizophrenics from the Aspect of the Functional Characteristics and their Prognosis : Part 2
広田 伊蘇夫
1
Isoo Hirota
1
1都立松沢病院
1Matsuzawa Hospital
pp.661-667
発行日 1972年7月15日
Published Date 1972/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201916
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I.はじめに
前回の報告では,配置された乱数の追跡を手法として,発病経過10年以上の分裂病例でみるいくつかの類型を示してみた。この手法は機能的にみるならば注意の持続というよりは,むしろ注意の配分様式に視点をおくものである。そこで今回は注意の持続の様式に焦点をあて,分裂病例でみる類型を調べることとする。
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