特集 薬物と精神療法
第2回日本精神病理・精神療法学会シンポジウム
指定討論
藤田 貞雄
1
1四日市日永病院
pp.465-467
発行日 1966年6月15日
Published Date 1966/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201017
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宮本先生はこの問題を非常に広汎な範囲から論じつくされましたので,さらに追加とか反論はありません。ただ姑息的な付議にとどまると思います。
先生の論旨は要するに薬物療法が下から上へという方向をもち,その反対の上から下へという方向をもつ精神療法がまじわる点がLiebという領域である。薬物療法はleibliche Therapieまで高められなければならないという点にあるのかと思います。
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