特集 精神分裂病の家族研究
シンポジウム「精神分裂病の家族研究」に対する指定討論および一般質疑
講演1に対する指定討論
白石 英雄
1
1三重県立高茶屋病院
pp.296-297
発行日 1966年4月15日
Published Date 1966/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405200987
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分裂病者の家族の力動はだいぶん明らかになつてきています。そしていまや類型的に検討された家族力動の把握へと移つてきています。これは家族研究および療法の過程からもたらされましたし,そしてさらに有効な家族療法を行なつてゆくうえで必要なことであります。
今回私は家族療法の実施局面に焦点をしぼつて討論を進めたいと思つています。その前に少し前置を述べます。
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