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資料
わが国主要研究機関における脳波分析器の使用現況—アンケート調査を中心として
Present Situaton of Frequency Analysis in Main Research Institutions
森 靖博
1,2
,
金田 良夫
1,2
Y. Morj
1,2
,
Y. Kaneda
1,2
1東京医科歯科大学神経精神科
2茨城県立友部病院
1Dept. of Neuro-Psychiat. Tokyo Medical and Dental Univ., School of Med.
2Ibaragi Prefectural Tomobe Hospital
pp.381-384
発行日 1965年4月15日
Published Date 1965/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405200843
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はじめに
最近,各専門誌にAnalyserによる研究発表が数多く見られるようになつたが,研究者それぞれ独自の帯域区分による濾波器を用い,また分析部位もまちまちであるのに気づく。そのためそれぞれの研究を一貫して比較するうえに,いろいろな問題が考えさせられるとともに,今後,その解明につとめる必要があろうと思われる。そこでわれわれは,各関係方面に下記のごときアンケートを出し,各研究機関ではどの程度の興味・関心をもつているか,また現在研究されているところでは,どのような方法をとつているか,その理由はなどの解答をお願いしたが,このたび概略の整理ができたので,ささやかながら同学の方がたの参考になれば幸いと考え報告する。
アンケートの対象は全国大学精神神経科およびAnalyserによる研究をされていると聞きおよんだ心理・生理学部関係——計58機関である。
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