巻頭言
東日本大震災,そして小考
三島 和夫
1
1国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部
pp.520-521
発行日 2011年6月15日
Published Date 2011/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101886
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巻頭言の執筆に取りかかるも,年度末の慌ただしさの中で筆がはかどらずにいたが,ようやく腰を据えてパソコンに向かった矢先に,このたびの東日本大震災に遭遇した。私の研究所のある東京都小平市でも震度5弱の地震に見舞われた。震源地が近いのかと思いきや,はるか遠方の三陸沖と聞いて冷や汗が驚愕に代わり,その後の痛ましい震災報道には言葉も出ない一日であった。震災によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,被災された多くの皆様に対し心からお見舞い申し上げます。その後も計画停電対処などその日その日の雑事に追われて,ようやく震災1か月後の本日,再び執筆に取りかかっている。
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