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特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
大学における精神医学教育の現状と新医師臨床研修に求められること
Psychiatric Education for Medical Students and for Post-graduate Resident Doctors
山内 俊雄
1
Toshio YAMAUCHI
1
1埼玉医科大学精神医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Saitama Medical School
キーワード:
Psychiatric education
,
Medical students
,
Post-graduate doctor
,
Training system
Keyword:
Psychiatric education
,
Medical students
,
Post-graduate doctor
,
Training system
pp.357-361
発行日 2003年4月15日
Published Date 2003/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100874
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はじめに
2004(平成16)年度をめどに新しい臨床研修制度が発足し,卒後2年間の研修の必修化が制度として行われることとなったが,その中で精神科研修が必修研修科目として取り上げられ,1か月以上の研修を行うことが決まった。研修の具体的なことについては他の執筆者によって述べられるので,ここでは大学における教育の立場からこの問題を考えてみたい。
その際,卒前教育としてどのようなことが教えられているかが,卒後精神科研修の内容に関係してくるので,まず,卒前精神医学教育の現状について述べることとする。
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