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特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
卒後必修期間の精神科研修
Psychiatric Education in the Post-graduate Required Training
小島 卓也
1
,
竹中 秀夫
1
Takuya KOJIMA
1
,
Hideo TAKENAKA
1
1日本大学医学部精神神経科学教室
1Department of Neuropsychiatry, Nihon University School of Medicine
キーワード:
Psychiatric education
,
Post-graduate education
,
Required training
Keyword:
Psychiatric education
,
Post-graduate education
,
Required training
pp.1037-1039
発行日 2003年10月15日
Published Date 2003/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100895
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研修の目標と方法
1. 医師になるものが持つべき精神医学的素養
医師になるものが習得すべき精神医学的素養とは以下のものと考える。すなわち,臨床医として患者を全人的にとらえる基本姿勢を身につけること,すなわち患者の持つ問題を身体面のみならず,精神面や社会的な面からも理解し,患者や家族ならびに医療スタッフとも良好な人間関係を築く能力を持つこと,さらに精神疾患の診断,治療,社会復帰などについてプライマリケアに必要な基礎的な知識と技術を修得することである。
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