Japanese
English
Bedside Teaching
呼吸筋不全休ませるか,鍛えるか?
Whether the Respiratory Muscles should he Rest or Trained in Patients with Chronic Respiratory Failure?
近藤 哲理
1
Tetsuri Kondo
1
1東海大学医学部呼吸器内科
1Department of Medicine, Tokai University School of Medicine
pp.459-464
発行日 2001年5月15日
Published Date 2001/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404902286
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慢性呼吸不全患者に対する呼吸リハビリテーションには患者の活動性や呼吸困難感の改善効果が示されている.しかし,その理論的根拠は明確でなく効果の持続性や費用対効果などの問題も残されている1,2).呼吸筋訓練は呼吸リハビリテーションの中心的役割をなすが,慢性的な負荷がかかった患者の呼吸筋には更に負荷を加えるべきか,負荷を軽減すべきかの結論は出ていない.
本稿では,このテーマについて文献的考察を行う.
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