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特集 ポスト・ゲノム時代における呼吸器疾患へのアプローチ
肺癌へのアプローチ
How to Approach to Lung Cancers?
萩原 弘一
1
Koichi Hagiwara
1
1東北大学医学部遺伝子・呼吸器内科
1Department of Respiratory Medicine and Translational Research Clinic, Tohoku University School of Medicine
pp.121-126
発行日 2001年2月15日
Published Date 2001/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404902235
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はじめに
2000年6月27日，Celera社がヒトのゲノムDNA塩基配列の97％を読了したことが米英により発表され，ヒトゲノムプロジェクトが終了したとされた．果たしてゲノムはどこまで読まれたのか，国際協力によるヒトゲノムプロジェクトはどうなっているのか．果たして，時代はすでにポストゲノムなのか．Celera社のデータは非公開なのであくまでも関係筋の情報などをもとに想像するしかないが，まず上記の疑問を考えることからスタートしたい．
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