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Current Opinion
心エコー図—心筋コントラストエコー法を中心に
New Trend of Echocardiography:Intravenous myocardial contrast echocardiography
石蔵 文信
1
Fuminobu Ishikura
1
1大阪大学医学部保健学科医用物理学
1Department of Medical Physics, School of Allied Health Sciences, Osaka University Faculty of Medicine
pp.719-723
発行日 2000年7月15日
Published Date 2000/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404902127
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■心エコー図をめぐる最近1年間の話題
カラードプラ法が臨床に定着して,心エコー図の臨床的有用性は確立され,さらにドプラ法による各種機能診断が簡便に施行されるようになり,有用性はさらに増したが,心エコー図の大きな話題は次第に少なくなってきた.その後,組織ドプラ法や後方散乱を用いた組織性状診断などの新しい技術が一時盛んに研究されたが,未だ臨床には定着していない.
三次元表示については従来の二次元画像を重ねるレンダリング法からピラミッド様にスキャンする方法で一気に画像を収集して,画像表示をする方法が臨床で使用可能になったが,まだ一般的ではない.
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