Japanese
English
装置と方法
経静脈的心腔内エコー法による心臓・大血管の評価
Transvenous and Intracardiac Two Dimensional Echocardiography
谷川 直
1
,
森内 正人
1
,
斎藤 穎
1
,
小沢 友紀雄
1
Naoshi Tanigawa
1
,
Masahito Moriuchi
1
,
Satoshi Saito
1
,
Yukio Ozawa
1
1日本大学医学部第二内科
1The Second Department of Internal Medicine, Nihon University School of Medicine
pp.1205-1208
発行日 1991年12月15日
Published Date 1991/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404900391
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心臓,循環器領域における超音波法の最近の進歩はカテーテル型超音波法による血管内エコー法と経食道断層心エコー法である.前者はカテーテルの先端に高周波の振動素子を使用したものであり,小動脈の病理形態学的診断を可能とし,動脈硬化病変の診断と治療に著しい飛躍をもたらした.一方,後者は内視鏡の先端に振動子を装着することにより心臓,大血管の画像診断の新しい役割を担っている.最近,著者ら1)は直接心腔内より心臓,大血管を描出するために経食道断層心エコーのプローブを右房内へ挿入し,侵襲的断層心エコー法に関する実験的研究を行い,心腔内より極めて鮮明な画像を得たので報告する.
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