Japanese
English
装置と方法
平衡時multigate法心RI angiographyによる左室容量の計測—attenuation factorを用いて
Measurement of left ventricular volume from gated equilibrium radionuclide angiography with attenuation correction
千葉 博
1
,
大野 正徳
1
,
篠原 昇一
1
,
野村 真澄
1
,
東 幹雄
1
,
松本 久
1
,
中村 江利夫
2
,
水野 俊和
1
,
大野 穣一
1
Hiroshi Chiba
1
,
Masanori Oono
1
,
Syoichi Shinohara
1
,
Masumi Nomura
1
,
Mikio Azuma
1
,
Hisashi Matstumoto
1
,
Erio Nakamnura
2
,
Toshikazu Mizuno
1
,
Joichi Oono
1
1耳原総合病院循環器内科
2耳原総合病院RI検査室
1Divison of Cardiology, Department of Internal Medicine, Mimihara General Hospital
2Division of Radioisotope, Department of Internal Medicine, Mimihara General Hospital
pp.157-162
発行日 1986年2月15日
Published Date 1986/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204819
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
非侵襲的に左室容積の計測を行うことは,心疾患患者の心機能を評価する上で有用である。従来,RIを用いた左室容量の計測法としては,(1) area-length法による算出1〜3)と,(2)平衡時multigate法(カウント法)による計測法4〜12)とが諸家により報告されて来た。
area-length法は,contrast LVGによる計測法に準じたものであり,種々の問題点があり11)最近は余り用いられなくなっている。代ってカウント法による計測法が多くの研究者により報告されて来ているが4〜12),絶対値という点でまだ確立した方法とは言い難い。今回我々は,減衰補正値attenuation factorを用い,カウント法による左室容量の計測を行い,若干の新しい工夫により,より絶対値に近づける方法を考案したので報告する。
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.