Japanese
English
研究
Sonesカテーテルをガイドとするlong sheathを用いた左室心内膜下心筋生検法の有用性について
Long sheath technique using Sone's catheter as a guide for introduction of endomyocardial bioptome into the left ventricle
延吉 正清
1
,
野坂 秀行
1
,
高地 恭二
1
,
服部 隆一
1
,
西村 健司
1
,
高山 幸男
1
,
斉藤 太郎
1
,
佐藤 信
1
,
吉崎 哲世
1
,
須澤 俊
1
,
中村 展招
1
,
石黒 昭義
1
Masakiyo Nobuyoshi
1
,
Hideyuki Nosaka
1
,
Kyoji Kochi
1
,
Ryuichi Hattori
1
,
Kenji Nishimura
1
,
Yukio Takayama
1
,
Taro Saito
1
,
Makoto Sato
1
,
Tetsuya Yoshizaki
1
,
Takashi Suzawa
1
,
Nobuaki Nakamura
1
,
Akiyoshi Ishiguro
1
1小倉記念病院循環器科
1The Department of Cardiology, Kokura Memorial Hospital
pp.437-440
発行日 1983年4月15日
Published Date 1983/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204217
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原発性心筋症や特発性心筋症の診断において心筋生検法は,有用な検査法である。心筋生検法が臨床的に応用されはじめたのは,1962年に今野,榊原1,2)より発表された心内膜生検法である。この方法は,カテーテルを用いるために安全性の上でも高い方法であった。今野のBio—ptomeは左心生検には大動脈弁を通過しにくいという欠点があり,河合3)等により改良のBioptomeも発表されている。一方,long Sheathとpig tailカテーテルを用いる生検法も発表されているが,今回我々はSonesのカテーテルをガイドとしたlong Sheathを用い,左心バイオプシーを容易に行なえる方法を考察したので報告する。
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