Japanese
English
特集 冠動脈造影
冠状動脈のnormal variation
Normal variation of coronary arteries
遠藤 真弘
1
,
中島 昌道
1
Masahiro Endo
1
,
Masamichi Nakajima
1
1東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所
1Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
pp.293-298
発行日 1977年4月15日
Published Date 1977/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203031
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normal variationとは最も頻度の多い普通の型とは異なる形態を示すが,それ自体では機能的に悪影響を与えないものをいう。即ち,冠状動脈に瘻孔や瘤形成あるいは肺動脈からの起始異常(Bland-White-Garland症候群など)は冠動脈の奇形としてとりあつかう。
また,機能的に悪影響を与えないが,冠状動脈の走行異常やsingle coronary arteryあるいは前下行枝が直接,大動脈より起始するようないわゆるEdwards1)がいう"minor anomaly"は本稿ではとりあつかわない。
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