特集 Large airwayとSmall airway
Large airwayの力学的特性
滝島 任
1
Tamotsu Takishima
1
1東北大学医学部第1内科
11st Dept. of Int. Med. Tohoku Univ. School of Med.
pp.599-602
発行日 1976年7月15日
Published Date 1976/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202923
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airwayをlargeとsmallに分けることについて,私自身,なんら編集者である山林一教授から意見をうかがっていないし,本特集の序論も見せていただいておらないので,ここで,まず私なりの考え方をまとめる必要があろう。
今日,いわゆるsmall airway diseaseと呼ばれる気道疾患あるいは病態に強い関心がもたれ,大気汚染,肺の老化,あるいは慢性閉塞性肺疾患のprecursorとして重視されている。すなわちここではsmall airwayが主として興味の中心であるが,このことからlarge airwayとの対比が問題にされたと思われる。
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