Japanese
English
綜説
脈波と血管弾性—脈波速度法の原理と本質
Pulse Wave and Arterial Elastic Property--The Principle and the Essence of Pulse Wave Velocity Method
吉村 正蔵
1
,
長谷川 元治
2
,
矢部 喜正
1
,
荒井 親雄
1
,
柏倉 義弘
1
,
田中 穂積
1
,
川崎 健
1
,
相沢 義則
1
,
阿部 正威
1
,
林 知己夫
3
,
駒沢 勉
3
,
中山 淑
4
,
八木 晋一
4
,
木下 重博
5
Syozo Yoshimura
1
1東京慈恵会医科大学第1内科
2東邦大学医学部中央検査部
3文部省統計数理研究所
4上智大学理工学部電子工学科
5動脈硬化疫学研究所
11 st Dept. of Int. Med., The Jikei Univ.
pp.376-387
発行日 1976年5月15日
Published Date 1976/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202897
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生体脈動流下の動脈は常は生理的,代償的,病的変化を余儀なくされる。したがって動脈構築の観察,評価には機能的要因を加味しなければ,その変貌の過程と実体を把握することはできない。
動脈機能として,血行力学上,流れ,抵抗,圧が考えられる。中でも抵抗すなわち,動脈の壁粘弾性特性Viscoelastic Properiyの定量的評価はもっとも困難な課題と言えよう。
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