Japanese
English
綜説
神経・筋疾患におけるCardiomyopathy
Cardiomyopathy in Heredofamilial Neuromyopathies
関口 守衛
1
,
沼尾 嘉時
1
,
広江 道昭
1
,
丸山 勝一
2
Morie Sekiguchi
1
,
Yoshitoki Numao
1
,
Michiaki Hiroe
1
,
Masakazu Maruyama
2
1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所内科
2東京女子医科大学日本心臓血圧研究所神経内科
1Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
2Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
pp.209-224
発行日 1975年3月15日
Published Date 1975/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202732
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いわゆる神経・筋疾患には種々の疾患が包含され,その内容を示すのに問題を生じるかもしれないが,遺伝が原因として関与するものが多い1)〜5)。このうち主なものは進行性筋ジストロフィー症,運動ニューロン疾患,脊髄小脳変性症などである(表1)。これらの疾患群の中で心臓病変ことに心筋疾患が合併病態として臨床上問題となることがしばしばある6)7)9)〜13)15)。
一方,遺伝性,家族性以外の要因後天的神経ないし筋肉疾患と心筋病変との関係も論じられている6)。
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