外国文献
妊婦のcardiomyopathy
pp.278
発行日 1969年4月10日
Published Date 1969/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204017
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最近 hypertrophic obstructivecardiomyopathyが少しずつ増加しているが,最も多いのは youngadultで,妊婦例は報告されていない。大動脈のoutflowが狭窄されるので,大動脈弁狭窄と間違われるが,皮肉にも最初の症状が突然死であるという。
(1)Turnerらはかかる9例の妊婦(13妊娠)を報じている。1例を略述すると兄姉が突然死を遂げた5人同胞の1人。30週で呼吸障害で来院,β-blocker,鎮静剤。38週帝王切開,この妹が9例中の第6番目におり,本症なることを知つていたので救えた。II期末にergometrine,適合血輸血,分娩後の心内膜炎防止が重要であるという。
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