Japanese
English
ジュニアコース
心内圧曲線の問題点
Some Problems in Recognition of Intracardiac Pressure Pattern
中村 芳郎
1
,
堀川 宗之
1
,
内藤 政人
1
Yoshiro Nakamura
1
,
Muneyuki Horikawa
1
,
Masato Naito
1
1慶応義塾大学医学部内科学教室
1Department of Mediclne, School of Medicine, Keio University
pp.151-156
発行日 1973年2月15日
Published Date 1973/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202464
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心臓カテーテル法により現在の心疾患診断の精度が上昇したことはいうまでもないが,この検査法の中心の一つである心腔および大血管内の圧測定は,その数量的あつかいに十分耐えられるデーターであるか否か常に問題を含んでいる。
心臓病学の教科書の始めに必ず書いてある,大動脈,左心室,左心房の圧曲線を等感度で重ねてある図は,心行動の理解に有用であり,うたがいもない事実のように考えている場合が多いが,細部にわたってみると,あの模式図がどこまで正しいのか疑問がいくつも出てくる。
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