Japanese
English
綜説
Cheyne-Stokes呼吸—病態生理を中心に
Cheyne-Stokes Respiration
後藤 文男
1
,
高木 康行
2
Fumio Goto
1
,
Yasuyuki Takagi
2
1慶応大学医学部内科学教室
2済生会中央病院神経内科
1Department of Medicine, School of Medicine, Keio University
2Internal Medicine, Saiseikai Central Hospital
pp.976-982
発行日 1971年12月15日
Published Date 1971/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202330
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まえがき
Cheyne-Stokes呼吸という古くから知られているpopularな現象も一歩その病態生理・臨床的意義などについて調べるとまだ明確でない点が非常に多い。それはこの現象が連続的流動的なうえに,その障害の中軸が呼吸中枢をとりまく中枢神経系にあるということが研究手段を一層むずかしくしていると思われる。
本稿ではCheyne-Stokes呼吸についての諸先達の成果を紹介するとともに,著者らが行なった研究を中心に,その病態生理についての最近の知見を綜説してみたい。
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