特集 肺機能検査のStandard Technique
機能的残気量
pp.461-464
発行日 1969年6月15日
Published Date 1969/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202030
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機能的残気量の測定方法として用いられるのは,大別すると次のごとくになる。
1) ガス希釈法(gas dilution method)
a)開放回路法
b)閉鎖回路法
2)物理的方法(pneumatometric method)
a)減圧法
b)体プレチスモグラフ法
3) X線学的方法(radiologic method)
現在一般に用いられているのは,Heを指示ガスとした閉鎖回路法(恒量式,変量式)と体プレチスモグラフ法である。後者は換気力学の項の中で述べられている。この項ではHe指示ガスとする閉鎖回路法について述べる。
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