特集 肺機能検査のStandard Technique
肺機能検査の基本—ガスの状態の表現法
pp.446-449
発行日 1969年6月15日
Published Date 1969/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202028
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Ⅰ.ガスと蒸気
物理学では同じ気体であっても,それがボイル・シャールの法則にしたがうか否かによって,ガスと蒸気とに区別する。
肺機能検査でも,酸素,炭酸ガスあるいは空気などのガスと水蒸気とをはっきり区別して取り扱う。気体の状態の計算で,水蒸気圧PH2Oを大気圧からまず除くのはこの理由による。
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