Japanese
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装置と方法
半導体トランスデューサの2,3の問題点—2.実用化上の問題
Recent Problems Found in the Practical Applications of Semiconductors for Biological Transducers (2) Progress in Practical Applications
沖野 遙
1
Haruka Okino
1
1北海道大学応用電気研究所
1Medical Transducer Division, Research Institute of Applied Electricity, Hokkaido University
pp.287-290
発行日 1969年4月15日
Published Date 1969/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202012
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前号には半導体素子の動作方式の概略について説明したが,今回は個々の目的にそって利用可能な素子について述べることにする。生体計測面の応用からみると次のような生体情報の採取に半導体素子の応用が考えられる。
1)力の計測:圧力,歪み,張力,握力,荷重,加速 度,硬度 応用素子:ピエゾ歪素子,PN接合素子
2)温度の計測:体温,局所温,熱放散,流速 応用素子:焼結サーミスタ,プラスチックサーミ スター
3)明るさの計測:入反射光量,透過光量,濃度や比 色 応用素子:CdS,フォトトランジスター
4)その他 磁力線:ホール素子,X線:PN接合
上述は現状での使用頻度の順に並べたわけで以下この順で個々について説明する。
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