Japanese
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解説
呼吸・循環生理学を理解するために必要な電気的知識—(7)流体系と電気系との対応
Electronics for the Physiolog of Respiration and Circulation:Part 7.
荻野 義夫
1
,
内山 明彦
2
Yoshio Ogino
1
,
Akihiko Uchiyama
2
1日本光電工業株式会社
2早稲田大学理工学部電気通信学科
1Nihon Kohden Kogyo Co.
2Dept. of Electrical Communication Engineering, Waseda Univ.
pp.253-255
発行日 1966年3月15日
Published Date 1966/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201571
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機械系と電気系との対応に引き続いて,今回は呼吸と循環両系を解析するのにより重要な液体系および気体系と電気系との対応について説明することにしよう。流体を扱うには粒子の運動に着目して行くmicroな方法と,系全体を見て分布定数回路(電線のようにL,R,Cが回路にそって分布しているもので,distributed circuit)として扱うmacroな方法とがある。
前者の考え方は例えば直角座標系では第1図のように微小直方体のx,yおよびz軸に平均な辺をそれぞれdx,dyおよびdzとし,この運動(場所と時刻によって異なる)を考えていく。
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