Japanese
English
診療指針
降圧剤としてのα-Methyl-DOPAについて
α-Methyl Dopa as a Anti-hypertensive Drug.
小林 太刀夫
1
,
長田 洋文
1
,
小溝 羽多子
1
Tachio Kobayashi
1
,
Hirofumi Osada
1
,
Utako Komizo
1
1東京大学医学部分院内科
1Dept. of Internal Medicine, Tokyo University Branch Hospital.
pp.507-515
発行日 1963年7月15日
Published Date 1963/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201228
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I.はじめに
高血圧の昇圧機序は,今日なお充分明かではないが,昇圧アミンの他にアルドステロン,アンギオテンシン等の関与が想定され,それらと関連のある多種の降圧剤が出現し,臨床的に応用されるに至つている。
近年特に昇圧アミンの代謝面から新らしい考え方が展開し,多くの研究がなされている。即ち人体内に存在する数種の昇圧作用を有する芳香族アミン類,Phenylethylamine,Tyramine,Tryptamine,Catecholamine及びSerotoninの不活性化には次の如き代謝過程か新たに注目されて来ている。
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