連載 Pharmacognomyへの招待
Methyl α-phenyl-2-piperidineacetate hydrochloride
中木 敏夫
1
1帝京大学医学部 薬理学講座
pp.316
発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100065
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今月はMethyl α-phenyl-2-piperidineacetate hydrochlorideを取り上げる。
基本骨格はpiperidineである(図1a)。2位にacetate基が結合しており,先頭のメチルエステルになっている(図1b)。側鎖のα位の炭素にフェニル基が結合しており,全体の構造式は図1cのようである。
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