Japanese
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講座
肺換気のレオロジー—(5)肺圧縮率(コンプライアンス)について
Rheological studies of the pulmonary ventilation:(5) The Compriance of the lungs
中村 隆
1
,
滝島 任
1
,
松崎 広近
1
,
工藤 国夫
1
,
青木 利
1
T. Nakamura
1
,
T. Takishima
1
,
H. Matsuzaki
1
,
K. Kudo
1
,
T. Aoki
1
1東北大学医学部中村内科
1Tohoku University Medical School. Nakamura's clinic
pp.799-810
発行日 1959年9月15日
Published Date 1959/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200811
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近年換気力学に対する関心が肺生理学者,胸部内科医の間で盛んになるにつれて,各種心肺疾患肺の弾性変化に関する知識もとみに豊富になり,また肺弾性の生理学的分析も進歩し,肺機能がさらに有機的に解釈されうる段階に至つている。したがつて著者らが肺弾性に関する研究に着手して以来の慢性肺気腫,気管支喘息,珪肺,肺結核その他を含む274例の成績を中心に,肺弾性の問題を再検討することは意義なしとしない。
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