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講座
肺換気のレオロジー—(1)直記式圧・気量計について
Rheological view of the pulmonary ventilation:(1) Direct-writing pressure-volume diagram recorder
中村 隆
1
,
滝島 任
1
T. Nakamura
1
,
T. Takishima
1
1東北大学医学部中村内科
1Tōhoku University Medical School Nakamura's clinic
pp.455-460
発行日 1959年5月15日
Published Date 1959/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200764
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いとぐち
近年肺組織ならびに気道のレオロジカルな変化をより細かくかつ正確に知ろうとする試みが肺生理学の中でもとくに興味ある問題としてとりあげられている。すなわち食道内圧を測定することによつて,レオロジーにおいて基本的要素である力,変位と変位速度の3つを記録し,それらの組合せから肺組織の弾性ならびに粘性の変化を知ろうとする態度である1)2)3)4)。
肺換気をRheologyの立場から検索する検査法には次に挙げる2つの利点が考えられる。
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