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講座
抗利尿ホルモン—(2)尿の濃縮,稀釈の新しい考え方
Antidiuretic Hormone (Part 2).
加藤 暎一
1
Eiichi Kato
1
1慶応大学内科教室
1Department of Internal Medicine, Keio Univ. School of Medicine.
pp.313-327
発行日 1958年4月15日
Published Date 1958/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200617
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前回は主として抗利尿ホルモン(A.D.H.)の基礎に関する最近の進歩を紹介し,次いでその抗利尿作用を分析し,作用部位が腎の尿細管にある事に迄及んだ。今回は最近の目覚しく進歩した腎臓の生理学にA.D.H.をからませて,腎のが体液バランス維持の基礎,即ち尿の濃縮或いは稀釈を如何に巧みに行つて居るか,特に尚我々に耳新しい最も新しい説を少しく詳細に紹介しよう。
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