Clinical Conference
先天性心疾患の1例
江沢 健一郞
1
,
上田 英雄
1
,
笠木 茂伸
1
,
上田 泰
1
,
川村 博俊
1
,
口羽 二郞郎
1
,
村井 信三
1
,
島野 毅八郞
1
,
井上 十四郞
1
,
保田 浩
1
,
井上 義直
1
,
柳田 昌彥
1
,
猿田 春彥
1
,
大森 亮雅
1
,
飯塚 尚応
1
1慈恵会医大上田内科
pp.763-768
発行日 1955年12月15日
Published Date 1955/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200311
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上田 今日は先天性心疾患の一例をテーマとして色々論議して見ようと思います。受持医の江沢君から先ず症例についての諸資料を提示して下さい。
江沢 症例:患者は22歳の男性,家族歴では父が胃潰瘍にて死亡,姉が31歳の時,心臓疾患にて死亡しております。既往歴では8歳の時高所より落ちて両膝を挫いたことがあります。主訴は(1)運動時の心悸亢進,呼吸困難,竝に心窩部圧迫感。(2)下肢及び顔面の浮腫。
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