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文献抄録
弁膜成形術を受けた僧帽弁狭窄症500人の臨床的成果,他
The cliuical results in the 1st 500 patients with mitral ste-nosis under going valvalopasty.
pp.522
発行日 1955年8月15日
Published Date 1955/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200273
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弁膜成形術を始めて以来今日迄の500人の手術例の成果をしらべた。まず時期として内科的治療でも効果なくどんどん進行する第3群(ニユーヨーク心臓学会分類)がよく,手術死亡率(3%)も第4群(25%)より低い。死亡率は年令とは関係ないが,心房細動があると高く,例えば第4群では細動(—)のもの0%細動(+)のもの29%である。
手術後の生存者442人中409人は1〜5年生存して居り,平均22カ月であり,その中不変乃至悪化は23%,即ち77%が多少なりと改善されている。
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