Japanese
English
診療指針
僧帽弁狭窄症
Mitral Stenosis
西村 正也
1
,
川添 一雄
1
Masaya Nishimura
1
,
Kazuo Kawazoe
1
1久留米大学外科
1Surgical Department, Kurume University
pp.93-100
発行日 1962年2月15日
Published Date 1962/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201063
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はしがき
僧帽弁狭窄症は後天性心疾患の大部分を占め,又心臓外科の対象としても,1948年頃Bailey,Harken等により交連切開術が初められてより広く普及し,現在迄最も多くの手術が行われている。
狭窄を起した僧帽弁口に対して人為的にこれを裂開する僧帽弁交連切開術は手技としては一応完成されたといつても差支えない。手術も安全であり,その遠隔成績も非常によいことは周知の通りである。それでも尚若干の不満足例があることも否定出来ない事実である。
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