Japanese
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綜説
心房性早期收縮の洞抑制作用—プロカイン・アミドの影響及び非代償性休止期に関する考察
The Depressant Effect of the Auricular Premature Beat on the Sinus Node, with Particular Reference to the Influence of Procaine Amide and to the Pathogenesis of Not-Fully-Compensated Pause of the Auricular Premature Beat.
谷川 隆朔
1
,
島田 靜也
1
Rpusaku TANIKAWA
1
,
Seiya SHIMADA
1
1新潟大学医学部桂内科教室
1Department of Internal Medicine, Niigata University School of Medicine
pp.283-286
発行日 1955年5月15日
Published Date 1955/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200234
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まえがき 不整脈中最も多いのは異所性早期刺戟形成(以下早期收縮という)で,これを心室性と上室性に分類する。休止期は一般に前者では完全代償性,後者では非代償性で,この理由は後者では異所性インプルスが洞にまで逆伝導されて,洞に作用するためといわれているが,その詳細については今日尚一致した見解がない。1)2 3)5)
一方この治療法は古くから数多くあげられているが6),近来プロカイン・アミド(以下プ・アと略す)が用いられるようになつた7)8)9)。
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