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Current Opinion
気管支喘息における長時間作用性β2刺激薬(LABA)の位置づけ
The Effect of LABA(long-acting β2 agonist)on Asthma
今野 哲
1
Satoshi Konno
1
1北海道大学大学院医学研究科呼吸器内科学分野
1Department of Respiratory Medicine, Hokkaido University Graduate School of Medicine
pp.1058-1062
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404102346
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LABAに関する最近の話題
[1] はじめに
気道炎症を特徴とする気管支喘息においては,抗炎症薬である吸入ステロイド(ICS)の定期使用が第一選択薬とされている.また,ICSのみではコントロール不良の際に追加しうる薬剤として,長時間作用性β2刺激薬(LABA)とロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)が位置付けられている.本稿では,LABAの使用に関するその効果,安全性に関する報告,またLTRAとの効果の比較について概説する.
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