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あとがき
三嶋 理晃
pp.226
発行日 2012年2月15日
Published Date 2012/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101904
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近年吸入ステロイド薬などの導入によって,気管支喘息のコントロールは劇的に改善された.しかし,様々な原因による難治性喘息は今後の気管支喘息の克服の前に立ちはだかる大きな課題である.ここでは,気管支喘息を取り巻く最新の話題に関して,斯界で活躍されている7人の先生方に解説いただいた.
飯倉克人先生は,小児発症の喘息には多様な病因があり,小児期に認められる肺機能低下は出生前より存在するのか,この肺機能低下は治療により改善するものか,非アトピー性の喘息はアトピー性喘息と同様に治療すべきかなど,今後解明すべき点が多くあるとされている.
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