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特集 喫煙の呼吸器・循環器に及ぼす影響―エビデンスに基づいて
喫煙と動脈疾患の関連について
Relationship between Smoking,Peripheral Arterial Disease and Abdominal Aortic Aneurysm
山ノ内 大
1
,
古森 公浩
1
Dai Yamanouchi
1
,
Kimihiko Komori
1
1名古屋大学大学院医学系研究科血管外科
1Division of Vascular Surgery, Nagoya University Graduate School of Medicine
pp.1027-1032
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101347
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はじめに
喫煙は,高脂血症,高血圧と並んで動脈硬化性疾患の三大危険因子の一つとされている.多くの疫学研究が喫煙と動脈硬化との関係を肯定するとともに,両者の間に“量-反応関係”が存在することを認めている1~3).
本稿では,喫煙が動脈硬化に与える影響について概説する.
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