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特集 臨床研究・大規模研究の進め方
MEGA Studyの実際と今後の活用
The Results of MEGA Study and their Influences on Future Research
中村 治雄
1
Haruo Nakamura
1
1三越厚生事業団
1Mitsukoshi Health and Welfare Foundation
pp.285-292
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100517
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はじめに
2005年,日本における軽度または中等度の高コレステロール血症について,無作為化した大規模な追跡試験が10年余の歳月をかけて完遂した.
プラバスタチン(10~20mg/日)が用いられ,冠動脈疾患の初発抑制を検討したものであり,MEGA Study(Management of Elevated Cholesterol in the Primary Prevention Group at Adult Japanese)と呼ばれている.
今回は,この成績のあらましをまとめるとともに,そこから得られた今後の研究への教訓と活用についてまとめてみたい.
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