Japanese
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特集 循環器用薬剤の他臓器作用，非循環器用薬剤の循環器系への作用
降圧薬の他臓器作用
Effects of Anti-hypertensive Medicine on Various Organs
石川 一彦
1
,
楽木 宏実
1
,
荻原 俊男
1
Kazuhiko Ishikawa
1
,
Hiromi Rakugi
1
,
Toshio Ogihara
1
1大阪大学大学院医学系研究科老年腎臓内科学
1Department of Geriatric Medicine and Nephrology, osaka University Graduate School of Medicine
pp.461-469
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100201
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はじめに
降圧薬は，その種類により血管拡張，利尿作用，交感神経やRA系の抑制など異なる経路を通して血圧を降下させるだけでなく，心血管系を中心として他の臓器に対しても様々な作用を及ぼすことが明らかになっている．また，その作用はいわゆる副作用と臓器保護効果に分けることができる．
本稿では，各降圧薬，各臓器における降圧薬の他臓器作用というテーマで考察していく．
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