Japanese
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綜説
ステロイドの作用機序―最新の話題
The Mechanism of Action of Glucocorticoid
岡部 泰二郎
1
,
柳瀬 敏彦
1
,
高柳 涼一
1
,
名和田 新
2
Taijiro Okabe
1
,
Toshihiko Yanase
1
,
Ryouichi Takayanagi
1
,
Hajime Nawata
2
1九州大学大学院医学研究院病態制御内科
2九州大学大学院医学研究院
1Department of Medicine and Bioregulatory Science, Graduate School of Medical Science, Kyushu University
2Graduate School of Medical Science, Kyushu University
pp.277-287
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100175
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はじめに
ステロイドは臨床の現場で頻用される薬剤であるが,多彩な作用を有しているため,しばしば副作用が問題となる.本綜説ではその多彩な作用の基礎にある分子メカニズムを中心に述べていきたい.なお以下,ステロイドという慣用的な言い方は避け,正確を期すためにグルココルチコイドと標記することとする.
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