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増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021
食道
治療
ステント留置
Endoscopic Stenting for Esophageal Outlet Obstruction
岡村 卓真
1
,
野中 哲
1
1国立がん研究センター中央病院内視鏡科
pp.582-583
発行日 2021年5月24日
Published Date 2021/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202345
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食道ステントの種類
現在,本邦で食道ステントとして臨床で使用できる製品はSEMS(self-expandable metallic stent)である.数社からさまざまな特色のある製品が出されているが,皮膜の範囲によってuncovered,partially covered,fully coveredに分類される.その他,海外で承認・市販されている製品としてはSEPS(self-expandable plastic stent),BDステント(biodegradable stent)などがある.BDステントは吸収性のあるポリジオキサノン縫合糸を用いた生体分解性ステントであり,4〜5週間で加水分解され始め,2〜3か月で完全分解される.
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