Japanese
English
今月の主題 小腸腫瘍アトラス
症例アトラス
神経内分泌細胞腫瘍(カルチノイド)
Neuroendocrine Tumor(NET)
森山 智彦
1,2
,
川床 慎一郎
3
,
鳥巣 剛弘
2
Tomohiko Moriyama
1,2
1九州大学病院国際医療部
2九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
3九州大学大学院医学研究院形態機能病理学
キーワード:
内分泌細胞腫瘍
,
NET
,
カルチノイド
,
小腸
Keyword:
内分泌細胞腫瘍
,
NET
,
カルチノイド
,
小腸
pp.1374-1376
発行日 2020年10月25日
Published Date 2020/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202153
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疾患の概念
小腸の神経内分泌細胞腫瘍(neuroendocrine tumor ; NET)はカルチノイドと称されていた腫瘍で,全消化管NETの中で小腸NETが占める割合は4%程度と低い.空腸よりも回腸に多く認められ,小腸NETの30%は病変が多発すると報告されている1).核分裂像と細胞増殖能に基づいてGrade 1(NET G1)とGrade 2(NET G2)に分類されるが,大部分は細胞増殖能が低いNET G1である2).
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