今月の主題 非腫瘍性大腸ポリープのすべて
グラフ
colonic muco-submucosal elongated polyp
河野 弘志
1
,
鶴田 修
2,3
,
前山 泰彦
2
,
野田 哲裕
2
,
長田 修一郎
2
,
有田 桂子
2
,
長谷川 申
2
,
光山 慶一
2
,
安元 真希子
2,4
,
秋葉 純
4
,
富安 信夫
5
,
佐田 通夫
2
1聖マリア病院消化器内科
2久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門
3久留米大学病院消化器病センター内視鏡診療部門
4久留米大学医学部病理学講座
5こはまクリニック
pp.1194-1195
発行日 2013年7月25日
Published Date 2013/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113895
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概念・病態
大腸において観察されるポリープにおいて,真武ら1)は,肉眼的には正常粘膜で覆われ,病理組織学的には粘膜下層が静脈とリンパ管拡張を伴う浮腫状の上皮結合組織を呈する細長いポリープをCMSEP(colonic muco-submucosal elongated polyp)と呼称することを提唱した.本稿ではCMSEPの臨床,内視鏡および病理組織学的所見について述べる.
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