Japanese
English
今月の主題 改訂された胃生検Group分類の現状
序説
胃生検Group分類の変遷
Introduction
柳澤 昭夫
1
Akio Yanagisawa
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科人体病理学
キーワード:
胃生検
,
胃癌
,
Group分類
Keyword:
胃生検
,
胃癌
,
Group分類
pp.157-158
発行日 2012年2月25日
Published Date 2012/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113089
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胃生検のGroup分類は本邦において普及し,生検組織診断の客観的かつ簡便な表現として用いられ,胃癌診断の進歩,治療方針の決定に大いに役立ってきた.この分類は,1971年胃生検組織診断規準(Group分類)として「胃癌取扱い規約,第8版」に初めて記載された1).その後,1985年(第11版)に胃生検組織診断基準(Group分類),1999年(第13版)に胃生検組織診断分類(Group分類)として,そして,今回(2010年),胃生検組織診断分類(Group分類)として改訂(第14版)された2)~6).
胃生検Group分類は,このようにその名称を規準,基準,分類と微妙に変えているが,各Group内容の大きな改訂は,第8版から第11版の改訂時と今回の改訂(第14版)で行われている.
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