Coffee Break
カルシウムによる胃酸分泌抑制
M
pp.12
発行日 1981年1月25日
Published Date 1981/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113058
- 有料閲覧
- 文献概要
Systemic hypercalcemiaをイヌに作ってやるとヒスタミン,ガストリン,迷走神経刺激による胃酸分泌を抑制する.Graazら(1976)やGrantら(1940)の報告である.
カルシウムは幽門前庭部からガストリンを放出させ胃酸分泌を刺激するとされている.ヒトの生理から考えると,上記のイヌの実験成績はちょっとしたオドロキである.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.