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書評「病人と病気―医師たちは考える」
阿部 正和
1
1慈恵医大内科
pp.67
発行日 1969年1月25日
Published Date 1969/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110896
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内科医が患者に一枚の処方箋を渡すとき,あるいはまた,外科医が手術の適応を決定するとき,はたして心の底から患者の真の幸福を願って行なっているだろうか,もちろん,そうするべきであり,また,そうなければならない.
新らしい薬が次から次へと,あたかも洪水のはんらんのように世の中に出てくる今の時代に,とくにこの問題は,もう一度あらためて反省すべきであろう.
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