--------------------
書評「消化器癌の術前・術中・術後照射―手術と放射線の最適併用」
小平 進
1
1帝京大学第1外科
pp.1401
発行日 1992年12月25日
Published Date 1992/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110142
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
本書は食道癌,膵癌,直腸癌などの消化器癌治療における手術補助療法としての放射線療法について詳述したもので,腫瘍放射線学および外科手術に放射線治療を併用して実績をあげておられる外科領域のそれぞれのエキスパートの先生方により執筆されている.
序論にて,われわれ臨床外科医には理解度が低いと思われる放射線治療の基礎的事項が,“放射線とは何か”から始まって,治療機器,放射線の細胞に対する作用,正常組織の反応などまでわかりやすく解説されている.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.